「自然災害と廃棄物」

㈱セイフコ エコプラネット富士の西巻です。
台風19号の影響により、被害に遭われた地域の皆さまに心より
お見舞い申し上げます。

ここ近年は地震や豪雨、台風など、自然災害が多く、各地で様々な影響が出ています。
それに伴い、災害時には様々な種類を含む廃棄物が一度に大量に発生します。
この廃棄物を早急に処分できなければ生活環境の安全、公衆衛生を保てない
ばかりか、復旧・復興が進まないので、最優先事項となります。
災害によって出てきた廃棄物は産業廃棄物と一般廃棄物のどちらに該当するか
ご存知でしょうか?

災害廃棄物は、事業活動によって出てきたものではないので「一般廃棄物」になり、
処理責任は市町村が負うこととなりますが、大量発生と共に土や泥も混ざっていて
処理に手間がかかるので処理しきれないという問題も出てきます。
そうなると「広域処理」の対策が取られて、被災地のみでは処理しきれない
廃棄物を全国の廃棄物処理施設で処理することになります。

温暖化のためなのかわかりませんが、昔と比べて自然災害は増え続けている気がしてなりません。
このまま増え続けるのだとしたら廃プラの問題と相まって国内での廃棄物処理は間に合わなくなるでしょう。
環境に携わる仕事をしている身として「今から何ができるのか」いろいろと考えさせられます。



10月22日の即位礼正殿の儀の日は富士山の初冠雪の日でもありました。
平年より26日も遅いとのことです。
翌日早朝の河口湖湖畔にて外国人観光客に囲まれながら撮影。
今年もだんだんと寒くなってきていますので、ご健康にお気をつけください。

                    ㈱セイフコ エコプラネット富士 西巻

| blog | 04:23 PM | comments (x) | trackback (x) |

 

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