「環境保護の大切さ」

こんにちは。エコプラネット富士の小林です。
富士山が世界文化遺産に登録されて5年が経ちました。
富士山周辺は以前からも外国人客が多かったのですが、登録されてからは
3倍に増加したといわれます。

富士山・富士五湖観光の玄関口である富士急行線河口湖駅にいると、
日本人は駅員と自分だけではないかと錯覚するくらい外国語が飛び交って
います。

地域別ではアジア系が多く、とりわけ中国人が多いようです。
中国から来られた方の日本の印象は、「空がきれい」「クラクションの音を
聞かない」「鉄道が正確に運行され、2分遅れるとお詫びの放送がある」
「列に割り込まない」などが挙げられるそうですが、興味を引いたのは
「ゴミ箱が無いのにどこへ行ってもゴミが落ちていない」です。

私は富士山周辺のゴミ拾いをするNPO活動に参加しています。
地域では多くの自治体、企業、団体が清掃活動に取り組んでいて、かつてに
比べるとゴミの量は相当減っていますが、とは言ってもよく見ると
ポイ捨てされたゴミがまだまだ見受けられます。

国道137号線

国道139号線

今でこそ少なくなっていますが、以前は建設廃材、一般廃棄物、タイヤ、
家電用品、パソコン、PCBや水銀などの有害物質を含む製品が捨てられて
いました。これらの危険物質は年月をかけて雨に流され、土壌や水を汚染し
続けてきました。その結果森林が荒らされ、多様性動物が危険にさらされて
きました。

富士山が世界文化遺産に登録される過程で、ゴミ問題がクローズアップ
されましたが、こうした問題は富士山に限らず全国どこにでもあること
です。
私は産業廃棄物の中間処理・リサイクルという仕事に携わり、改めて
環境保護の重要さを認識させられています。
それは自分たちの世代だけでなく、後世に良い環境を築く義務があるから
です。
当社が目指す『あなたへ 子供たちへ 健全な世紀を贈りたい』を実現する
ために…。

                ㈱セイフコ エコプラネット富士 小林

| blog | 02:12 PM | comments (x) | trackback (x) |

 

PAGE TOP ↑