<<次の記事 前の記事>>

「作業の効率化」

どうも!こんにちは!水処理の倍賞です。
現在、水処理施設は少数精鋭(自分で言ってて笑)で管理していますが、
小人数ですべて賄うために「効率化」の重要性を感じています。

効率化というものは、単に「早ければいい!!」というわけではありません。
作業の質を落としては元も子もないからです。
質を落とさず短時間で作業をする……そのために必要なものは、
人の努力!
ではなく、やはり道具だと思います(笑)

作業手順の見直しなども行っていますが、
普段からさぼっているわけではないので、
努力だけで解決できるものは少ないのが現状です(^^;

水処理施設で使用する分析機器類は、何かと高額な場合が多いので
抱えている問題点や導入して見込める効果等のデータを揃え、
会社にきちんと説明し了承を得て道具を購入させてもらっています。
それらの中で、明らかに時間短縮できたものがあるので紹介します。

それがこちらの、pHと溶存酸素濃度(水にどれだけ酸素が溶けているか)を
測定する機器です。


本体は以前から使用しているものと同じですが、
測定に使う電極を変更しました。
変更点はケーブル長さです。
以前は1mでしたが、現在は2mのものを使用しています。
測定したい水に電極の測定部を入れれば、本体に測定値が表示される仕組みです。

以前は、測定箇所から瓶に採水し、それを分析室に運び込んで
電極による測定をしていました。
分析室で測定するのでケーブルは1mあれば十分だったのです。
概ね、測定準備に10分、採水に30分、測定に30分、洗い物に10分を
要していました。

それが、ケーブルを2mにしたことで槽内に直接投げ込めるようになりました。
採水と洗い物の時間がなくなり、作業時間は約半分に短縮できたのです!
たった40分、されど40分。
勤務時間8時間の中の40分はなかなかに大きいです。
さらに、槽内を直接測定することで、水を運搬しない分
温度に関してはより正確な数値を求められるようになりました。

この様に、作業手順の見直しはもちろん、必要であれば道具の変更や
新規購入も検討しながら、メンバーで力をあわせて
より良い水質管理をしてゆきたいです(‘ω’)ノ

                   処理センター・水処理 倍賞

| blog | 11:13 AM | comments (x) | trackback (x) |

<<次の記事 前の記事>>

PAGE TOP ↑