「空き家問題」

こんにちは。
㈱セイフコ エコプラネット富士の廣瀬です。
早いものでもう5月になりゴールデンウイークも終わりました。

今回は「空き家問題」について話します。
空き家の総数状態は、全国で900万戸となり過去最多を更新しました。
空き家の増加の理由は、家族の死去などで実家を相続しても住まなかったり、
生活に便利な場所に引っ越ししたりするのが主な要因です。
一人暮らし世帯の増加も背景にあり、単身の高齢者が施設に入って
そのまま空き家になるようです。

放置されたままになる理由は、国土交通省によると
「解体費用をかけたくない」「家財や荷物を片付けられない」といった
理由が多いようです。
また家屋の傷みや設備の古さから売却や貸し出しをためらうようです。

空き家が増えることにより発生する問題として
地震や台風で崩れたり、古くなって外壁が落ちたりして
周囲に影響を与える危険があります。
不法侵入による治安悪化、ネズミや害虫の発生も心配されます。

国や自治体は対策として活用や撤去を後押しするために
費用の一部を補助しています。
カフェや観光交流施設に改修して地域活性化に役立てたりするケースや
跡地を広場や駐車場などに転用する工夫も考えているようです。
また国土交通省の集計では、昨年3月末時点で全国の8割に当たる
1,440市区町村で空き家バンク活用を実施しているようです。

最後になりますが、これだけ空き家が増えますと災害時の復興の妨げになるようです。
皆さんも空き家問題にいつの日か関わる事があるかもしれません。
身の回りの空き家状況に注意されて生活してみると良いかもしれません。
尚全国での空き家率は、秋田県は15.7%、長野県は20.0%。
私の住む山梨県は20.5%で全国ワースト3位です。


             ㈱セイフコ エコプラネット富士 廣瀬

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