「記録を残すこと」

こんにちは!水処理の倍賞です!
以前は分析と実験メインの仕事をしていましたが、
少し仕事内容が変わり、設備や水質を含めて水処理全体を見て
管理するようになってから半年ほど経ちました。

もちろん一人ですべて管理することなどできないので、
仲間やセンター長の力添えあってこそです。
そのほかで頼りになるのは「過去の記録」です。

ちょっとしたトラブルがあった際、
過去の分析値や設計書などに残されたメモなどが解決のヒントをくれます。
ただ…贅沢を言えば、もう少ししっかりとした形(報告書など)で残っていたら、
もっとわかりやすいのにな……と思ったり(^^;
そこで、未来の自分のため、そして後々引き継ぐであろうまだ見ぬ後輩たちのために、
次のことを心掛けるようになりました。

ひとつは、過去のデータを整理して電子データとして保存すること。
これまでも紙データで残っているものが多いのですが、
紙媒体ではいざデータ整理をする際に過去数年分を入力する必要があり、
膨大な労力が割かれます。
そこで、いつでも必要なデータを取り出せるようにしようと思い、
数年前からデータベースの作成に取り掛かっています。
過去データの入力は大変な部分もありますが、
一度入力すれば次からは作業効率が一気に上がります!!
今では作ったデータベースを活用しつつ、必要に応じて入力項目追加などの
アップグレードも行っているので、「記録を残す」という点は概ね改善できたと
思っています。

そしてもう一つは、行った実験の報告書を残すことです。
過去に在籍していた人たちの実験データを目にすることがあるのですが、
解読するのに少し時間を要することがあります。
データが残っているだけありがたいとは思うのですが…やはり報告書として
まとまっていると、よりうれしいなと感じることがあります。
そこで自分が行った実験は報告書にまとめるよう心がけています。
そしてセンター長や水処理の仲間と読み合わせをして施設管理に生かしたり、
次の実験ヒントをもらったりしています。

どんな仕事でもそうだと思いますが、今の仲間と情報共有するのはもちろん、
未来の仲間へ引き継ぐことも大切だと感じます。
少しでもわかりやすく仲間に伝えるよう未来へ伝えるように報告書を作成する。
そうして知識を積み重ねていって、よりよい施設管理をしていきたいなと思います。


ちなみに、紙の資料もいいところは多いと思っているので、
私のデスクには印刷した資料がたくさん保管されています(笑)
技術的な資料については、メモ書きや付箋で必要なところをピックアップした状態で
保管できるので紙の方が使いやすいと思っています。
デジタルとアナログ、それぞれいいところを活かしながら利用していきたいものです。
(写真では旧姓の佐藤のままになっているファイルもありますが、ご愛敬ということで)

                   処理センター・水処理 倍賞

| blog | 06:57 AM | comments (x) | trackback (x) |

 

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