「夏に向けて」

先日、アーク溶接特別教育とガス溶接・溶断技能講習を受講してきました。
鋼材を使った製作物や重機の修理・補修のためには加工が必要なので
溶接や溶断は欠かせない作業のひとつです。

可燃性ガス、高電圧、高温高熱、紫外線など、
溶接溶断作業には多くのリスクがある事を再認識しました。
特にこれからの暑い季節の溶接作業はかなりの体感温度になるので
十分注意したいと思います。


講習はもちろん資格取得が目的ですが、
他業種の人たちとふれ合う良い機会でもあります。
年齢も職種もバラバラですが、お互いの仕事や作業の話をしていると
まだまだ自分の知らない世界や仕事があるのだなと思い知らされます。

「世界は誰かの仕事でできている」

某缶コーヒーのCMで使われていた言葉で、
初めて聞いた時からずっと頭の片隅にあって、
なぜかふとした時に思い出す事があります。
気になって調べてみると「あ~、この感じだ」と共感した文章がありました。

この言葉のすごいところは、働いている人に自分の価値を確認させること。
働いていくうちに
「自分がやっていることに価値なんてあるのだろうか?」
と思ってしまうとき、この言葉は
「きみのやっていることによって、世界が成り立っているんだよ」
と励ましてくれます。


世界は大袈裟だと思いますが、それを「誰か」という言葉を使うことで
世界のどこかにいる人が作っている…だとしたら、
自分のその中の一員ではないか?…自分も頑張ってるじゃん!と
遠回しに気付かせ背中を押してくれるそんな言葉だと思います。

秋田もいよいよ夏本番。
集中も大切ですが、夢中になって周りが見えなくなるのは危ないので
適度な休憩も取り入れながら体調管理して取り組んでいこうと思います!

                機造センター 舘岡

| blog | 07:20 AM | comments (x) | trackback (x) |

 

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