「コロナ禍のペットたち」



先日、「いぬねこネットワーク秋田」という団体の譲渡会に参加してきました。
いぬねこネットワーク秋田とは、いぬねこを保護した人や、やむを得ない事情で
手放さなければならない人と、新しくペットを探している人を繋ぐ団体です。
そこで生後6ヶ月のメスの仔猫を譲渡してもらってきました。

譲渡会は2日間おこなわれ、2日とも参加しました。
1日につき猫が30匹くらい、犬はなぜか2匹。
2日間とも居るものもいれば、1日しか居ないものもいました。
保護された理由は様々で、拾われたものや捨てられたもの。
飼い主のやむおえない事情で手放さなければいけないもの。
もちろん野良も多いようでした。

事情は様々でありますが、皆に命があります。
貰い手が決まらなければ、いずれは殺処分されてしまうかもしれない命です。

1日目から、ただ可愛い猫たちとじゃれるだけの娘に注意した。
『冷やかしで来たんじゃない。真剣に考えて家族として迎える子を探しなさい』と。
そうして、娘が考え抜いて選んだのが先に述べた仔猫でした。

実は現在、コロナの影響によってペットの需要が高い。
在宅時間が増えて、ペットに癒しを求める人が多いのでしょう。
しかし逆に、コロナによる財政難や環境の変化などによって、ペットを手放す
ケースも多くあるのも事実で、安易に飼ってしまって飼いきれなかったという話もあります。
コロナ禍の生活は、今まで当たり前だと思っていたことが当たり前ではなかったことに
気付かさせてくれました。

人を思いやり、助け合う。
こんなことができる人とできない人の違い。
人の暖かさと冷たさ、命の強さや儚さ。
様々なことが如実に現れてきて、考えさせられます。

人の立場によって、捕らえ方や感じ方が様々なのもわかります。
ペットの記事を書こうとして、色々と飛躍してしまいましたが、
目の前にあるこの小さな命は必死に守りたいと思います。


今できることは何か、守るべき家族のため、
この想いをしっかりと胸に、コロナを乗り切っていきます。

                          機造センター 鈴木

| blog | 08:14 AM | comments (x) | trackback (x) |

 

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