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「水処理施設、処理工程について」

皆さんこんにちはにかっ
弊社に入社してから来月で1年になります、水処理の鎌田です。
今回は水処理工程のモニタリング(監視)について説明してみたいと
思いますので、よろしくお願いします。

弊社水処理施設においての処理は大別して、生物処理と化学処理
になりますが、今回は生物処理についての説明をさせて戴きます。

生物処理は目に見えない反応ですので、様々な分析機器を使用
して反応がきちんとおこなわれているかを検査しています。



写真の左側からORP計、PH及びEC計、DO計になります。

ORP計は主に脱窒反応がきちんとおこなわれているかを計測しています。

PH計は生物処理をおこなう細菌の至適PHの確認に使用しています。
(至適PHとは細菌が増殖するにあたり適度なPHの範囲のことを指します)

DO計は溶存酸素量を測定する機器で、こちらも脱窒反応が進む
ために必要な溶存酸素量の監視に使用しています。また、BODを
測定する際にも使用しています。

施設内にも固定のORP計やPH計があるので、こちらでも合わせて
日々監視していますが、持ち運び出来るポータブル機器を活用する
ことによって、各反応工程において測定が可能になり、より詳細な
モニタリングからの調整作業をおこなうことが出来るので大変助か
っています。

今後も地域住民の皆様が安心できるよう、水処理施設の各種設備
や機器は常に正常な状態であるように、しっかりとメンテナンスを
おこない日々正確なモニタリングからの適切な水処理をおこなって
いきます。

                  維持管理センター 鎌田

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