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「微生物様のご機嫌取り」

昨年の暮れから秋田県でも朝の冷え込みが厳しくなってきました。
施設外にある水道の蛇口も凍ってしまうほど冷え込んでおります。

当施設では水の処理に微生物を利用しているため低い温度では
処理が進みません。しかし通常処理をおこなっているときには、微生
物の処理による熱等で処理水の温度は高い状態となっております。
年間を通してこの状態を維持していくのが、水処理工程での大切な仕事なのです。
全ての水処理工程を終えた後の放流水も微生物のおかげで、冬場でも温かい
ので、配管やポンプの凍結、ホース内部の凍結などがあった場合等、
温かい水が必要な時には非常に助かっています。



言い方は悪いですが、処理の進み具合は施設にいる『微生物様』の
状態次第となっております。
微生物に処理を気持ちよく進めていってもらうため、温度やpHなど
を管理して、より良い住環境を提供していきます。

季節によって施設内外の環境が大きく変わるため、常に安定した
処理ができるように、小さな変化も見逃さないようにして微生物と
協力してより良い水処理をおこなっていきたいと思います。

                   維持管理センター 板谷

| 今日の東環 | 08:00 AM | comments (x) | trackback (x) |

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