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「小花」

こんにちは。
エコプラネット富士の勝俣です。

草木が太陽の光を受け少しずつ若葉を成長させています。
新緑となった林をしばらく眺め、そのまま庭に視線をやると
雑草たちも少しずつ成長していることに気付きます。
すぐにむしり取ってしまおうと近づき手を伸ばしましたが、
よく見ると小さな花が咲いていて手を止めました。

花は2~3mmと小さく水色の花びらが五枚で中心は黄色という花です。
興味を持ち調べるとキュウリグサという名前で、
3月~5月の間にどこにでも咲く雑草のようです。


この小さな花の名前に疑問を感じて読み進めると、
「葉を揉むとキュウリのような匂いがすることから」と書いてありました。
葉を揉めばだいたい青臭いものだろうと思い、
この花の良さをわかっていない人だなと思いましたが、
花にしてみればどうでもよいことなので忘れることにしました。

この花はそのままにして他の草むしりを進めました。
ここの雑草は花があれば人間にむしり取られないで済むかもね、
そのうち進化して花を咲かすようになったら面白い等々想像しましたが、
逆に昨年雑草を頑張ってとり続けたから今年この花に出会えたと想い至りました。

ちょっとしたきっかけから初めてみた花に興味を持ち、
新しい視点という変化を自分にもたらした植物達。
些細なことですが、これが色々な方向へ枝分かれしてゆき、
また新しいことを知るきっかけになると考えると楽しいです。

近所の方と話をするきっかけの一つに花のことが加わりました。
いつもと違う会話もあって気分良く歩いた帰り道。
来年は花の咲く雑草も含めた花壇に挑戦して、
この小さな花の良さにも気付いてもらえたら嬉しいなぁ。

             ㈱セイフコ エコプラネット富士 勝俣

| blog | 11:34 AM | comments (x) | trackback (x) |

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