<<次の記事 前の記事>>

「意味を考える」

本日、昨年11月におこなった冬囲いを撤去しました。
今年の冬は暖冬の影響で雪が少なく除雪作業の頻度も例年に比べ
少なく感じました。
弊社敷地道路沿いに植えられている「コノテヒバ」、別名「コノテ
ガシワ」も冬の間、窮屈な思いをしていたので春の訪れを待ちわ
びていたかのようです。
そこでひとつ疑問がうまれました。「冬囲い」と言う人もいれば「雪
囲い」と言う人もいて、はたしてどちらが正しいのか調べました。


「雪囲い」とは、
豪雪地帯では冬の積雪が2mを越すこともあり、建物が雪に
埋もれてしまったり、雪の重みに押しつぶされたりすることも
あります。
そのため雪囲いは、豪雪地帯における冬の準備としておこなわれ
ています。昔は屋根から地面に向かって木材を立て、その木材に
そって板やワラ、ヨシなどで囲っていたが、近年では波型のトタ
ンやプラスチック製の板を利用して、雪が滑り落ち易くする工夫
もなされています。


「冬囲い」とは、
樹木(主に庭木)を積雪や冷気から保護することを目的に、藁や
筵(むしろ)を使って囲むこと(行為)を差します。積雪寒冷地
で広く見られる光景で、金沢の兼六園でおこなわれる「雪吊」も
冬囲いの一種です。


一つ一つの言葉にも意味があるように、私たちが日々おこなって
いる作業にも一つ一つ意味があるので、意味を正確に理解し作業
をおこなっていきたいと思います。

                    維持管理センター 田口

| 今日の東環 | 02:37 PM | comments (x) | trackback (x) |

<<次の記事 前の記事>>

PAGE TOP ↑