「漁業産出額 3年連続で増加」


こんにちは。
エコプラネット富士の廣瀬です。
祝日の無い6月ですが、皆さんはいかがお過ごしですか。
だいぶ暖かくなってきたので、私は趣味のバイクを準備し始めました。

今回は「漁業産出」についてお話します。
最近は魚の価格も高くなっていますよね。
日本の漁業はどうなっているのでしょうか。

2023年の全国漁業産出額は3年連続の増加で
1兆6578億円となり、前年比5.3%増だったそうです。
イワシ類やノリ類の価格上昇が産出額に貢献したと見られます。

海面漁業では、4.1%増の9534億円で
全体の57.5%を占めたそうです。
海洋環境の変化にともなって、サンマやスルメイカが不魚で
漁業の産出額は近年で減少傾向が続いていましたが、
21年以降はホタテ貝の輸出需要の拡大などにより増加に転じています。
23年は世界的な魚粉価格の高騰で、
マイワシの価格が約 1.5倍の1キロ当たり70円に上昇しました。

海面養殖業は、10.0%増の5731億円。
新型コロナウイルス禍の影響で低迷していましたが
ここ数年はブリ類、マダイ、ホタテ貝の需要が回復しました。
23年は、天候不順や赤潮の多発を背景にノリ類の収穫量が
減少した一方で価格が大幅に上昇しました。

都道府県別では、トップは北海道で2835億円。
長崎県が1238億円。
愛媛県が1085億円でした。

日本の漁業でもインフレ傾向が産出額に反映されているのでしょうね。
燃料代も設備費も高騰しているのは漁業業界も他業界と同様なので
産出額の上振れも小売価格の高騰もわかる話です。

昔から日本人に好んで食されてきた魚種が
何種類も絶滅危惧種リスト入り寸前になっているという話もあります。
種の保存を念頭においた漁場の管理にも今後注力する必要があるでしょう。

世界の魚需要増加と冷凍技術の進歩で、
例え大漁でも中々値崩れは起こさないのかもしれません。
食卓のお魚が安くなることについては、正直厳しそう。
望みは薄いだろうと言わざるを得ないです。

最後になりましたが、
今の世の中、景気のいい話はあまり聞きませんが、
皆さんもお休みなどを利用して、リフレッシュして行きましょう!

          ㈱セイフコ エコプラネット富士 廣瀬

| blog | 07:52 AM | comments (x) | trackback (x) |

 

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