「なぜ二月」

こんにちは、東環の邑上です。
早いもので年が明けて2月となりましたが、ここでなぜ?をひとつ。

なぜ2月だけ28日、うるう年で29日なのか。
一年の内でひと月だけ28日なのは平年で365日のユリウス暦(太陽暦)ですが
2月を28日(29日)にすることで暦と季節がズレていかないように
調整をしています。
また、なぜ12カ月ある中で2月なのか?ですが、
現在のユリウス暦(太陽暦)になる以前の暦、ロムルス暦やヌマ暦では
一年は10カ月でした。
そして以前の年末となる10月が、現在の2月にあたることから
12カ月ある内の2月で調整を掛けることになったようです。

日本の暦は、大和朝廷が百済(朝鮮)から僧を招き、飛鳥時代(604年)に
日本最初の暦が作られたそうです。
当時の暦は太陰太陽暦と呼ばれ、1カ月を月の満ち欠けする周期に合わせています。
天体の月が地球をまわる周期は約29.5日なので、30日と29日の月を繰り返して
いましたが、地球が太陽のまわりを1周する周期が365.25日なので
次第に暦と季節があわなくなるのを、うるう月を設けて13カ月ある年を
つくることで調整を行っていました。

明治時代に現在の太陽暦に改められても
日本語で月の数えを1月、2月というのは太陰太陽暦の名残なのでしょうね。

立春を迎えて暦の上では春となりましたが
現在は猛烈な寒波で真冬に逆戻りという状態です。
道路網や交通機関も警戒態勢で予断を許さない状態が続いています。
十分に気を付けてこの冬をケガなく無事故で乗り切りたいですね!


                  処理センター 邑上

| blog | 10:33 AM | comments (x) | trackback (x) |

 

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