「介護者、家族負担減について」


新年あけましておめでとうございます。
㈱セイフコ エコプラネット富士の廣瀬です。
皆さまの地域の冬はいかがでしょうか。
山梨は今のところ雪はありません。

今回は「介護の新技術」についてお話しします。
2025年は六人に一人が後期高齢者になります。
介護離職や福祉職不足の問題とどう向き合うのかが課題ですが
介護者支援の新技術開発が紹介されていました。

「寝返りをしてから、起き上がってみて」センサー機器開発
これはベッドに敷いて要介護者の起き上がりの動きを感知する
ベッドマットセンサーを開発したというもので、
要介護者の特定の動きを感知してアラーム音を鳴らすことで
介護者に知らせるというものです。
実証実験では起き上がりだけでなく、
呼吸や脈拍のモニターや排尿や排便の前兆までも捉えています。
排せつのタイミングが把握できることで早急の手当てが可能で
介護者の負担軽減だけでなく、要介護者の生活の質向上につながると考えられます。

「見守りシューズ」の開発
認知症患者が装着する事で位置情報がリアルタイムで確認できるものです。
重度の認知症患者は外出すると自宅の場所が分からなくなり、
一人では帰宅できないケースがあります。
こうなると介護者は患者から目を離すことが出来ないことから
大きな不安とストレスを抱えることになります。
この見守りシューズは靴底部分に衛星利用測位システム(GPS)の
発信器を入れる事で、介護者がスマホ等で位置情報を確認することが出来ます。
介護者の負担軽減の一助になると考えられます。

最後になりましたが、
私も介護者や患者さんに何か優しいことができたら良いと思っています。

               ㈱セイフコ エコプラネット富士 廣瀬

| blog | 09:49 AM | comments (x) | trackback (x) |

 

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