「ナショナルソード2017」



皆さん、「ナショナルソード2017」この言葉を聞いたことはありますか?
簡単に説明すると、中国が今まで輸入していた生活由来の廃プラスチック
類などを2017年末で全面輸入禁止にするというものです。

それがどうしたの?と思われる方が大半だと思いますが、廃プラスチック
類を取り扱っている再生事業者さんは多少なりとも不安を感じているの
ではないでしょうか。

なぜこのようなことになったかというと、中国国内において固体廃棄物
の回収率向上、再資源化の強化などが考えられるようです。
要は中国国内の廃棄物の回収・利用率を向上させ品質の悪い輸入固体
廃棄物による環境悪化を止めるのが狙いなのではないでしょうか。

もしかすると日本国内で有価物となっていた廃プラスチック類が廃棄物に
なってしまう可能性もあるので、我々も注視しなければいけません。
ただ、様々な情報が錯綜しており実際に全面輸入停止になるかは不明ですし、
東南アジアへの輸出という方法もあるようなので、経過を見守るしかない
と思われます。

                       統括センター 塚田

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「冬の訪れ」

こんにちは!テクニカルセンターの佐藤です。
朝晩の冷え込みも厳しくなり、
時にはちらほらアラレや雪が降ることもあり、
いよいよ冬の足音がすぐそこまでやってきています。
そんな冬の気配は、処理槽内にもやってきているようです。

接触曝気槽(せっしょくばっきそう)という
処理槽内の微生物観察を始めたのが5月。
水温も気温とともに上昇しておりました。
しかし、ここ最近の寒さと共に水温も下降気味。
人間はもちろんですが、
微生物も、寒さに負けず頑張ってほしいですね!


写真は、最近観察したツリガネムシの仲間でエピスティリス。
前回紹介したボルティセラという名前のツリガネムシは、
1本の柄に対して1つの頭がついていますが、
エピスティリスは柄が分岐していくつも頭があり、
群生しているのが特徴です。
このように、微生物は同じ分類でも
微妙に違う仲間がたくさんいて、
見分けるためにいつも資料片手に観察をおこなっています。

                    テクニカルセンター 佐藤(文)

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「冬に向けて」

お疲れ様です。
テクニカルセンターの工藤です。
冬が近づき寒さが一段と厳しくなってきたこの頃、
皆様元気にお過ごしでしょうか?

東環の木(?)といえば
入口の搬入路から続く
「コノテヒバ」を思い浮かべる方も多いかと思いますが、
この「コノテヒバ」にも
冬に向けての準備をしなければなりません。

それが冬囲いです。

冬囲いとは植物が雪の重さに負けてしまわないように、
雪が積もりにくくすることです。
東環ではこのように木全体を縄でしばり
雪が積もる範囲を最小限にしています。



先日作業が完了しましたが、
東環のコノテヒバも搬入路から駐車場、水処理施設と
様々な場所に植えられています。
大きいものでは体長2mほどになるものもあり、
冬囲いをするのも一苦労でした。
体長1m程度の比較的小さなコノテヒバを見ながら、
この木もあんなに大きく育つのだなと、
一緒に東環で成長していきたいと思う今日この頃です。

皆様も冬の準備を怠らず、
暖かく冬を迎えられるようご自愛ください。

                    テクニカルセンター 工藤

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「久し振りの出会い×2」



先日、知人宅にて『第4回、秋の味覚を楽しもう』と題して、各自
この時期だからこそ!といろんな食材を持ち込んで宴を開きました。
この宴を4年前に3人で始めて、徐々に増え今は5人になりました。
職種や年齢は全員違います。

1年ぶりに会うと話が尽きませんし、健康体の大事さをよく感じます。
ある知人が、食材と一緒に持参したのが写真にある額縁です。
実はかなり昔に一度出会っている言葉なのですが、久しぶり
に会う知人と共に久しぶりの再会となり、この言葉をネタに皆で
しばし盛り上がることになりました。

確かに理想の格言であり、日々の生活の中に礎を持って組み立てて
いかなければ成し得ない。人格・人生まで変えてしまうのはどうかと
思いますが、何かを変えるとその結果がでます。

良しとする方向に何かを変えてみようと、来年の目標を考えさせられた
宴でした。

                      物流センター 藤嶋

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「LED照明」

こんにちは!セイフコ山梨の小佐野です。

セイフコ山梨では、工場内の照明が当初は水銀灯でしたがLEDに
変更してもらい、工場内が明るくなり作業効率もあがりました。

LED照明を導入すると水銀灯の約1/4の消費電力で点灯することができ、
約75%の節電効果が得られます。また、LED照明の電球の温度は
80℃~90℃と低く、300℃~400℃もの高温になる水銀灯と比べるとかなり
発熱を抑えられるため、空調の負荷を軽減でき冷房効率が上がります。

水銀灯の平均寿命が3,000~12,000時間なのに対して、LED照明は40,000
時間で4~10倍ほど高寿命です。また、LED照明はスイッチを入れたら
瞬時に明かりがつくので、水銀灯のように明るくなるまでに5~10分ほど
待つ必要もありません。

LED照明は水銀を使用していないため、破棄の際の処理も安心・安全です。
また、素材がフィラメントやガラスではないため、割れて破片が飛び散る
心配もありません。漏電の危険性も少なく、火災につながる可能性も低い
といえます。


これからも、仕事効率だけでは無く、環境の事も考え子供たちの時代には
更にいい環境になれるように努力していきたいと思います。

              セイフコ エコプラネット富士 小佐野

| blog | 01:55 PM | comments (x) | trackback (x) |

「機器の整備は心を込めて」

ご苦労様です、テクニカルセンターの本間です。
今回はルーツブロワの定期点検についてふれてみたいと思います。

ルーツブロワは活性汚泥法を用いる水処理施設において重要な機器の
一つです。そのため各系列に複数台ずつ設置しており、定期的に運転機と
予備機の交互運転をおこないながら操業しています。
さらにメーカー推奨の期間でそれぞれの定期点検を実施しています。

定期点検の作業項目としてグリス注入交換・オイル交換・フィルター洗浄・
Ⅴベルト点検交換をおこないます。その作業手順は、写真付きの手順書を
作成して誰もが一定レベルで点検できるように段取りしています。

点検時にはブロワ外部の洗浄もおこないます。
空気が動くと汚れも引き寄せるようで、外見上の目立った動きは無くとも
結構な汚れが付着しています。実はこの洗浄作業が一番時間を要します。
しかし「仕事やった」感もガッチリあるため“額に汗”しながら洗浄して
います。

作業の仕上げとして試運転(ベアリングの聴音、直後アンペアと
運転60分後アンペア、温度測定)を確認して作業終了となります。

次回点検までトラブル無く運転できるよう、心を込めて整備しています。


 写真(作業前)


 写真(作業後)

                      テクニカルセンター 本間

| blog | 08:10 AM | comments (x) | trackback (x) |

「霜月」



ここ最近の木枯らしで、会社周辺の木々の葉もだいぶ落ちてしまいました。
日に日に朝晩の冷え込みも強くなってきて、先日から防寒着を羽織って
作業しています。
また、夕暮れも早くなったため、展開場には今年も投光器を設置して
います。各重機や車輌も早めのライト点灯で、暗くなる前に出来る作業は
なるべく前倒しで、安全に一日の作業を完了していきたいです。

また厳しい冬がやって来るなぁと滅入ってしまいますが、寒さ対策を
しっかりして体調を維持する事、冬季作業に向けての準備等、確実に
おこなっていきたいと思います。

                       処理センター 舘岡

| blog | 08:06 AM | comments (x) | trackback (x) |

「新しい分析機器」



以前から使用していた機器が経年劣化によりメンテナンスの頻度が
増えてきたことや、今後故障した際に部品の供給がおこなわれない
可能性が出てきた為、水処理施設に新しい分析機器を購入しました。
「イオンクロマトグラフィー」水中のイオン成分を測定する分析機械です。

以前の機器も自分でおこなえる範囲のメンテナンスはしていましたが、
メーカにおいてメンテナンスの講習会があるようなので出来れば参加し
長く使用出来るようにしていきたいと思います。

                  テクニカルセンター 板谷

| blog | 10:04 AM | comments (x) | trackback (x) |

「酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者技能講習」

ついこの間まで夏だと思っていたのですが、
いつの間にか秋を通り越して
冬になろうかという時期になりました。
毎朝布団から出るのが億劫になる今日この頃です。

さて先日、
「酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者技能講習」
を受講してきました。
酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者というのは、
酸素欠乏症や硫化水素中毒にかかるおそれのある場所で
作業を行う際に、
作業主任者として就業する際に必要な資格となります。

水処理施設では槽内作業が必須となります。
普段の作業から換気、測定を行っておりましたが、
実際に何に気を付けなければいけないのか、
どのような事故がこれまで起きているのか、
危険な点は何なのか
色々と勉強することが出来ました。


酸欠事故は死亡率が高く、
しっかり安全対策を行わなければなりません。
これまで以上に安全確認を徹底し、
事故の起きない仕事をしていきます。

                    テクニカルセンター 板谷

| blog | 08:34 AM | comments (x) | trackback (x) |

「早めの対策」

こんにちは。東環伊藤です。
11月に入り気温もだいぶ下がりました。
それに伴って日照時間もだいぶ短くなってきました。
毎年のことですが、今年も投光器が現場に導入されました。

今の時期は昼間でも天気が崩れ、
急に暗くなったりすることがあるので
非常に助かる道具の一つです。

これから気温も下がり、大変な時期に入りますが、
現場でも重機でも早めのライト点灯をし、
安全作業で頑張って行きたいと思います。

                    処理センター 伊藤


| blog | 08:33 AM | comments (x) | trackback (x) |

「今年もまた…」

今年もまたインフルエンザの季節が到来!
4年前に2年連続でインフルエンザに掛かってからというもの、
昨年からは予防接種をするようにしました。



インフルエンザなんて、子供と年配者にしか掛からないなんて思って
いたのに、いざ自分自身が掛かってみてビックリ!
年々体力は衰えているのだと実感させられました。
20代には基礎体温が常に36.5度位あったのが、最近は35.7度???
なんでこんなに基礎体温が低くなったのかと思い、考えてみると原因は
筋肉量の減少で体温が下がるのだとの事。
これで、免疫力も落ちて風邪などの病気に掛かりやすくなるそうです。
有酸素運動はしても筋力トレーニングはなかなか出来ず…
年を重ねるごとに筋力トレーニングもなるべくするように心掛けないと
いけないようです。
最近は芸能人の筋肉自慢!も流行りだそうで…

今年も予防接種は早めにしたいと思っています。

             ㈱セイフコ エコプラネット長野 福居

| blog | 08:38 AM | comments (x) | trackback (x) |

「物を大切に」

こんにちは、処理センターの佐々木(修)です。
突然ですが、
我家は築35年~40年くらいになると思いますが、これまでの間に屋根の
ペンキ塗り、外壁の補修などいろいろおこなってきました。
先月の後半くらいから母屋と倉庫にしている離れをつなぐ渡り廊下の屋根
の補修作業に手を付けています。
屋根を支えている梁の一部が長年の雨や雪によって腐食してきていたので、
どうすればよいかとご近所の大工さんにアドバイスを受けて新たに離れの
脇に柱を立てることにしました。
材料をホームセンターでお財布と相談しながら買い集めまして、慣れない
作業ながら施工した写真がこれです。



柱を立てる前に簡単な基礎をつくり、家庭用のコンクリートを使用して
柱を立ち上げてから、柱の周りを固めるための型枠をコンパネを切断して
製作し、またコンクリートを流し込みました。傾かない程度には出来たと
思いますがどうでしょう?
なかなかこんな作業をする機会はないので、大変ながらも楽しかったです。

家も古くなってきてまだ手を加えていく事になると思いますが、自分が
住む家ですから大切にしていきたいです。
同じ事は会社の車両などの設備にも言えると思います。
古くなってくれば故障なども起こりますが、長く使っていくために
しっかりとメンテナンスおこない愛着を持って使っていきたいです。

簡単ですが、終わります。

                    処理センター 佐々木(修)

| blog | 08:36 AM | comments (x) | trackback (x) |

「へくさんぼ」



こんにちは、処理センターの邑上です。
震えるほどの寒さになったり長雨になったり、そう思っていると
汗ばむ陽気になったり、強風が吹き荒れたりと気候の変化が目まぐるしい
今日この頃、皆さんお元気ですか。

今日は秋の入りから冬場に掛けて身近な存在になるカメさんこと
「カメムシ」について調べてみました。
カメムシとは、カメムシ目(半翅目)に属する昆虫の総称で
この仲間には、日頃よく目にするいわゆる“カメムシ”の他に、セミ、
ヨコバイ、ウンカ、アブラムシ、アメンボ、タガメなどが含まれ、
なんと世界におよそ9万種も居るそうです。
虫の世界のなんと広大なことでしょう。

よく見かける茶色の彼らは「クサギカメムシ」です。
越冬のために暖かい家屋に侵入してくるのですが、ほんのわずかな隙間
があれば彼らはそこから入ってきます。
この季節、人の生活圏は暖房がはいっており冬のつもりで入った家屋が
思いのほか暖かく春と勘違いして室内をブンブンと元気いっぱいに飛び
回るという流れになっています。
家の中で卵を産んで大量発生とかしない?だいじょうぶ?と心配される
方もいるかもしれません。
虫の世界は広大なので100%とは言えませんが・・・・

だいじょうぶです(*’-‘)

クサギカメムシは植物から養分を吸って生きていますので、春になれば
草木を目指して外に出て行きます。

カメムシの匂いですが、あれって「あっ!!」と思ったらすぐ臭い!
ある意味すごいですし、不思議ですよね。
彼らは身の危険を感じると、腹面にある臭腺から悪臭を伴う分泌液を
飛散させます。その臭い汁の匂いの成分はヘキサナールやトランス-2-
ヘキセナールという青葉アルデヒドとも呼ばれる脂肪族アルデヒドの
一種で揮発性の高い油の類になるそうです。消防法だと第4類危険物
第2石油類に分類されるらしいです。
なので、すぐ臭い!は仕方ないですが、ずっと臭いということは無さそう
です。
臭い汁が不幸にも衣服に付着した場合ですが、揮発性が高いのでドライ
ヤーなどで熱を掛けると匂いを飛ばすことが出来ます。
もしくは油は油で溶かすことが出来るので、サラダ油などを一旦塗布して
中性洗剤で部分洗いをした後に洗濯するなどが効果的かもしれません。

「おまえ、カメムシ臭いぞ!」とか言われると少なからずショックなので
良かったらお試し下さい。
私は言われたことがあります(笑)

カメムシは古くから我々の生活に馴染み深い生き物です。
そのため方言となり日本各所で様々は呼ばれ方をしているようです。
私の出身地では「へくさんぼ」と呼んでいましたし、その他にも
クセンコ、ヘコキムシ、ドンベムシ、ジョンソン、オヒメサマ等々
面白いと思います。興味はあまり沸きませんが私の中ではへくさんぼ
です。
英名では「stink bug」(臭い虫)と呼ばれます。
調べていて驚いたのは、南アフリカ共和国やジンバブエ、ラオス、メキシコ
ではカメムシを食べるのだそうです。臭いの元を除去した後にという
ことでしたが、どんな味がするのでしょうかね?
私は食べませんけど( ̄― ̄)



最後になりますが、カメムシには多くの仲間が居ます。
その中でサシガメと呼ばれるカメムシがいるのですが、普通のカメムシ
を少し面長にしたような風貌の彼らを見かけたことのある方も多いの
ではないでしょうか。
彼らは吸血性をもっており昆虫を捕食したり、人を含む動物から血を
吸います。人を襲うことはまずないのですが、不意に触れると刺される
場合があるのでご注意を。

私は刺されました( ̄― ̄)

間もなく秋から冬に移り変わります。
思い返せば激動の1年でした。
蜂に刺されること2回、先日はカメムシにまで刺され、虫に好かれて
いるのか嫌われているのか、困ったものだと思います。
以前は虫を見て「きゃー!」「ぎゃー!」と怯える女性の気持ちがわかり
ませんでした。しかし、今ではとても良くわかる気がします。



虫の世界は広大です。
すべてを見渡すことは不可能ですが、身の回りにいる虫の習性や対策
などは知っておいても損はないかと思います。



邑上政弘 42歳 厄年
来年は虫に刺されない年になれば良いと思う秋の夜長でした。

                     処理センター 邑上

| blog | 03:22 PM | comments (x) | trackback (x) |

 

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