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「さよなら田園風景」


近年急ピッチで進行している田んぼの基盤整備事業(区画整理)。
水田に従事する方の高齢化や後継者不足、他諸問題が重なり、
稲作農家事情は大きく変わろうとしています。
自分が育ってきた町内の田んぼも、来年は基盤整備事業に入ります。
一年工期ではありますが、再来年の春には目の前の風景が大きく変わります。

元々田園風景は人工の風景なわけですが、自然と一体化しており
私にとっては昔からの自然の風景です。
タニシやザリガニなど昔馴染みの生き物たちには、
基盤整備でちょっと騒がしくすることを
「申し訳ねーなー」と思うと同時に、
やはり目の前の風景に名残惜しさが込上げます。

風景は少し変わってしまいますが、人の営みは向上します。
時間が経てば、またそれが自分にとって、子供たちにとっての
自然の風景になってゆくのでしょうね。

                         物流センター 藤嶋

| blog | 07:05 AM | comments (x) | trackback (x) |

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