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「クマガイソウ」

こんにちは、エコプラネット富士の安田です。

草花が生き生きとし、緑が眩しい季節になりました。
皆さんは、クマガイソウをご存知でしょうか?
我が家の庭に、毎年ゴールデンウイークあたりに花を咲かせてくれています。
私にとっては毎年の当たり前の光景ですが、今年は写真を撮って
都会住まいの友人に送信したところ、
『見たことがない花、綺麗な写真をありがとう!』と、
とても感激されたので少し調べてみました。

クマガイソウ(熊谷草、学名:Cypripedium japonicum Thunb.)は、
ラン科アツモリソウ属に分類される多年草の1種。
大きな花をつけ、扇型の特徴的な葉をつける。
和名の由来は、アツモリソウともに、膨らんだ形の唇弁を昔の武士が背中に
背負った母衣に見立て、源平合戦の熊谷直実(くまがい なおざね)と、
一ノ谷の戦いで彼に討たれた平敦盛(たいら の あつもり)にあてたものである。
日本では環境省により、レッドリストの絶滅危惧II類(VU)の指定を
受けていて、多くの都道府県でレッドリストの指定を受けている。

何と!都道府県によってはレッドリストに指定されている!
我が山梨県も2014年から該当していました。
あれ?だとしたら…、我が家のクマガイソウ…は?
いつ、どこから?
慌てて確認したところ、母の友人から株分けをしてもらって、
20年ほど前に我が家の庭に移植したとの事でした(ほっと一安心。)

ただ、株分けをしてくれたその友人は既に亡くなっており、
尚更大切に手入れをして、毎年開花させていたようです(知らなかった…。)
移植したのがレッドリスト指定前で安堵しました。

今後も毎年開花できるよう母から手入れを教わって、
綺麗に花を咲かせてくれるように大事に育てていかないと( ´∀` )
自分にとって見慣れた当たり前の光景も、調べてみる事の重要性を感じ、
再認識したゴールデンウイークの出来事でした。

仕事にも、この目線大事ですね。
環境に配慮も大事です!

ちなみに、富士吉田市のお隣の西桂町にはボランティアの方が繁殖させた
クマガイソウの群生地があります。
ゴールデンウイークの時期はお祭りが開催され、観光スポットになっています。
(二年続けてコロナ禍でお祭りは中止でした。)


我が家の庭のクマガイソウです。

                ㈱セイフコ エコプラネット富士 安田

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