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「介護で学んだこと」

コロナ禍で3年目を迎えた今年!
少しは収まってくれると期待していたのもつかの間、第六波の急激な
患者数で長野県も独自の蔓延防止措置が取られることになりました。

私の母が3年前から東京の実家を引き払い長野の老人ホーム施設へ入居しています。
最初の頃は週一度面会、時には一緒に外出したりすることも出来ました。
昨年、一旦コロナ禍が落ち着いてやっと先月末から外出出来ていたのもつかの間、
今週末からは面会も30分以内、不要な外出は暫く差し控えて欲しいとの
メールでの連絡がありました。

母は外出してストレス解消をしていたのか、この二年間は外出が自由にならず、
二年前と比べて怒りっぽくなり、悪口や愚痴も増え、施設の方々を困らせてばかり
いるようです。
入所して一年位は施設の方に「ありがとう!」ってよく話をしていたのに、、、、、

私とたまに会って話をしても、話のトーンはエスカレートして、最後には喧嘩別れ!
いつも帰り道にもっと優しく話を出来ないかと反省して帰って来ることになり、
折角会いに行っても後味の悪い結果ばかりです。

話をする時、相手がどんなに怒りっぽい口調になっても、自分からは優しく
話かけ続けることが出来れば、相手も心理的に落ち着くと思うのですが、
どうしても母に対しては出来ないでいます。
いつもホームへ行ってスタッフさんの温かい笑顔の話かけを見ていると
改めて自分の未熟さを考えさせられてしまいます。

今年は仕事も母にも相手への思いやりを持って話かけられるように
努力し成長していかなくては思っている次第です。


                 ㈱セイフコ エコプラネット長野 福居

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