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「冬のドキドキ」


東環事務センターの伊藤です。
自宅の近くに球場があります。
その球場の駐車場は冬になると除雪した雪の堆積場になります。
通勤の度に横を通るのですが、雪の山が日に日に巨大化しています。
今年はかなり雪が多いですね~。
日中は幾分緩むかもしれませんが、朝晩の気温は氷点下になります。
通勤時道路は凍結していてドキドキしながら運転しています。

もう随分昔、冬道初心者の頃の話ですが。
片側一車線の道路でした。歩道もなく対向車とすれ違うのがやっとの道幅。
圧雪道路の上にさらに雪が降り積もり、吹雪いていて視界も悪い状態で
私の前を1台の自転車がヨロヨロと走っています。
えっ?この天気に自転車??とビックリしましたが、人にはそれぞれ
事情があるのだと思い、とりあえず後ろを走っていました。
すぐに追い越せるだろうと思いながら。

その自転車の荷台には振り向いても後ろが見えない程高く荷物が積まれていて、
雪道にタイヤをとられ風に煽られ、進んでいるのか止まっているのか
わからない程のスピードです。
大きく距離をとって追い越したいところでしたが、対向車は途切れず
なかなか追い越せません。
遅刻しちゃうんじゃないかとドキドキするし、私の後ろには車が渋滞するし
気持ちは焦ります。

やっと対向車が途切れるぞ、追い越せそうだな?という状況がやってきました。
大きくハンドルを右に切ってアクセルを踏み込もうとしたその時です。
自転車の方も右にハンドルを切り道路の反対側に渡ろうとしたのです。
自転車の荷台には高々と荷物が積まれているので後方確認をしていない様子。
私の存在には気が付いていないようです。
自転車は雪にタイヤを取られてしまい、ギリギリの所で停まった私の車に
ぶつかるようにして止まりました。
自転車の方は「ごめんなさい、悪かったね」とおっしゃって下さいましたが
一瞬、自分が自転車を轢いてしまったんじゃないかと、凄くドキドキし
足がガクガク震えたのを覚えています。

今シーズンはホワイトアウトも何度かありました。
目の前が真っ白。
自分がどこを走っているのかさっぱり分からず、対向車が突然目の前に
現れた(様に見えて)凄くドキドキしました。
寒さはもう少し続くようですね。
どれだけ注意していてもドキッとする場面は幾度となくあります。
皆様どうか安全運転で。今日も元気にお過ごしください。

                         事務センター 伊藤

| blog | 11:51 AM | comments (x) | trackback (x) |

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