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「電子契約について」


とある排出事業者様から、委託契約書を電子契約で交わしたいとの
ご要望がありました。
弊社ではまだ数えるくらいしか実績がありませんが、今後も要望があれば
電子契約も交わしていくことになります。

私もあまり詳しくないので電子契約について少し調べてみることにしました。
メリットとしては印紙税や郵送の切手代などのコストが削減できること。
(ただしクラウドシステムの利用料や管理会社等を介する為の費用が発生する。)
書類保管のスペースが不要になること。
透明性が向上し法令順守の強化ができることなど良いことばかりのようですが・・・

サイバー攻撃を受けるリスクがある。
取引先への説明や依頼が必要となる。
社内の既存業務フローの大幅な変更を伴うなどのデメリットもあります。

電子契約は、一度切り替えてしまえばとても便利なのだと思います。
しかし、今までやり慣れた業務を全く違う形に変えるのは容易なことではありません。
ペーパーレスが良いとはわかっていても画面で見るより印刷した紙を見て
確認したいのが私たち昭和の人間ですし(笑)

また、大企業は別として現状は産業廃棄物処理委託契約を収集運搬業者や
処分業者まかせにしている排出事業者がまだまだ多いように感じます。
電子契約は排出事業者主導で行う必要があるのでそこも普及しにくい一因では
ないかと思います。

キャッシュレス決済が急激に普及したように、電子契約が当たり前になる日が
来るのかもしれませんが、まだまだ当分先の事のように思います。(個人の感想です)

                          事務センター 佐藤(ル)

| blog | 09:15 AM | comments (x) | trackback (x) |

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