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広報記事#63 ~ どじょっこふなっこ ~



立春が過ぎ、南の方から徐々に春のしらせが届きはじめています。
ここ秋田も陽が長くなり、春の足音が近づいて来ています。
~ 春になれば 氷(しが)こも解けて ~
春も間近なこの時期になると、自然と脳裏に浮ぶフレーズですよね。

富山出身の筆者ですが、ここ秋田市金足の弊社に入社して
地元の方々とお話をさせて戴いた時に、ここ金足が誰もが知っている歌である
「どじょっこふなっこ」所縁の土地なんだよ、と教えて貰いました。
金足西小学校にはこの歌の歌碑もあり、この土地で働くことが
誇らしく嬉しく感じています。



この「どじょっこふなっこ」は、もともと民謡として青森県津軽地方を中心に
青森・秋田北部にて口伝えで謡われ広まっていった田植唄だったという説が
有力そうです。
それが少し離れた秋田市金足とどう繋がるかといいますと、

当時の金足西小学校の教師だった中道松之助さんが、能代の渟城女子小に勤めて
いた時に、能代高女の英語教師だった佐藤武雄先生から、まだ詩吟調の朗詠の形の
この歌を教わったそうです。
そして金足西小学校に、全国で新体操術を学生たちに公開演技して渡り回っていた
玉川学園のワンダーフォーゲル隊が訪問した際の歓迎会にて、中道先生が詩吟調で
披露した歌に興味をもった体操演技の合唱隊の指揮者だった岡本敏明さんが
メロディーを付け、今でいうメジャーデビューとなり、現在も皆が知る名曲に
なっています。

里山の四季を謡った歌詞ですが、歌いだしの春の季節の印象が大きいですね。
昔ながらの自然を多く残す、美しい土地である東北地方。
そして、我々はここ東北秋田で環境事業に取り組ませて戴いています。
この素適な民謡ゆかりの土地で、この自然と人の営みを未来永劫残してゆくために
私たち従業者一同はこれからも安全安心を旨に邁進して参ります。

広報担当 邑上

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