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「乾電池の使い分け」

こんにちは!水処理の倍賞です。
突然ですが、アルカリ乾電池とマンガン乾電池の使い分けってしていますか?

先日、我が家にあったアルカリ乾電池から液漏れしているのを見つけました。
乾電池からの液漏れは経験のある方も多いかと思います。
しばらく使っていない懐中電灯やオモチャ電池を確認したら
「白い結晶が出ていた」「なんか湿っていた」・・・一度くらいは経験あるかと思います。

ちなみに、液漏れした乾電池に素手で触るのはNG!特に液漏れを起こしやすいのが
アルカリ乾電池なのですが、その名の通り中に入っている液はアルカリ性。
アルカリ性は皮膚や目などたんぱく質を溶かす性質をもっているので、万が一素手で
触った場合にはすぐに手洗いをし、手袋などをしてまずはビニール袋に入れましょう。
もちろん、白い結晶になっているものも一緒です。ご注意を!
マンガン乾電池の場合、液は酸性ですがそれでも同じようにしてくださいね。
そのあとは、各自治体の廃棄方法に従って捨ててください。

そんなわけで、マンガン乾電池は液漏れしない!というわけではありませんが、
アルカリ乾電池に比べると液漏れはしにくいのが特徴の一つです。
でも、マンガン乾電池って好んで使う人はあまりいない印象。
そういえば以前に「連続して使用するものにはアルカリ乾電池、たまに使うものには
マンガン乾電池がいい」と聞いたことがありました。気になって「電池工業会」のサイトで
勉強してみましたので、紹介したいと思います。

電池工業会によりますと、それぞれ以下の特徴があるそうです。

①アルカリ乾電池
パワーがあり長持ち。
大きな電流を必要とする機器に向いている。
例)CDプレイヤー、強力ライト、ミニ四駆

②マンガン乾電池
パワーはないが、休み休み使うと電圧が回復する。
小さな電流で休み休み使う機器に向いている。
例)時計、懐中電灯、リモコン、携帯ラジオ

中には取扱い説明書に「必ずアルカリ乾電池を使用してください」と記載のあるものも
ありますが、特に明記されていない場合には、これらの特徴を利用して使っていくと
良いかと思います。
特に、避難時の防災用品をまとめている方は、懐中電灯や携帯ラジオの電池は
マンガン乾電池を用意しておくと、液漏れ等の事故が少なくなるかと思います。
仕事においても、適切な場面で適切な道具を使って、効率よく安全に作業して
いきたいものですね(^^)



                      処理センター・水処理 倍賞

| blog | 08:10 AM | comments (x) | trackback (x) |

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