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「スーパーカブ」



3年くらい前に友人が言った、
「スーパーカブ持ってるんだったら、このエンジン使ってみな」
が始まり。

スーパーカブって日本の本田技研工業が製造販売するオートバイで、
ホンダ「スーパーカブ」は2017年10月19日には、世界初の生産台数
1億台ということでした。

友人が持ってきたエンジンは、中華製(中国?)の107ccで当時、
オイル漏れ・耐久性・異音などの問題であまり評判が良くなく、
何となく3年間玄関の下駄箱下に放置してありましたが、
この度、私のスーパーカブに載せてみることになりました。

エンジン交換のきっかけは、今までの走行距離が5万Kmを超え、
また50cc3速ミッションから107cc4速になること、
法定速度が30km/hから50Km/hになることです。


スーパーカブのエンジン交換は以前に何度かやっているので、
難なく出来たのですが、自分のスーパーカブはDX(デラックス)タイプで
ヒーターグリップ付きで、中華製のエンジンは配線の色が国産と異なっており、
ジェネレーター(発電機)も交換。

オイル漏れ対策としてクランクシャフトオイルシール・前ドライブギヤオイル
シール・チェンジシャフトオイルシール・キックペダルシャフトオイルシールも
交換(国産のオイルシールでピッタリでした)

配線コネクターも国産の物に交換。
後日、吸気バルブと排気バルブを動かすチェーンとガイドローラー(異音対策)と
キャブレター(ガソリンを気化する物)も交換予定です。

むずかしい言葉が出て来ましたが、メカ好きの元少年には楽しいひとときでした。

法的な問題

今まで使用していたナンバー(標識)が50cc用なので、107cc用に
変更する必要があります。

第一種原付 白色ナンバー
排気量 50cc以下 定格出力0.6kw以下

第二種原付(乙) 黄色ナンバー
排気量 50cc以上90cc以下 定格出力0.8kw以下

第二種原付(甲) 桃色ナンバー
排気量 90cc以上125cc以下 定格出力1kw以下

今回は107ccなので第二種原動機付自転車(甲)で桃色ナンバーとなります。

ナンバー変更は、管轄各市区町村役所でおこなえますが、市区町村では
「変更を認めない」所もあるので事前に確認することが必要になってきます。
(エンジンを載せ替えた場合、写真が必要なところも有り)

懐かしい単位の話

0.746kw=1hp
hp単位は1958年から計量法施行令で使えなくなりました。
今は0.7355kw=1ps(仏馬力 仏はフランス)
1psとは75kgのモノを1秒間に1m揚げるんですヨ!

 「hp」(HorsePower 日本語で馬力?)
この単位は蒸気機関を完成させたイギリス人のジェームズ・ワットが提案した
単位で「新発明の動力機関をどうやって商売につなげるか?」という問題があり
「どれだけの仕事をしたか」をわかり易くするため、当時は「馬何頭分」というのが
わかりやすく、実際に馬を動かして計測したそうです。

大変でしたね!ワットさん。

あっ!話が随分ズレました。
時折雪が降りますが、事故等には気を付けましょう!健康第一で!

                           物流センター 佐藤(真)

| blog | 10:12 AM | comments (x) | trackback (x) |

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