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「維持管理積立金について」



今回は先月末に報告書提出が終わったばかりの維持管理積立金のお話を
したいと思います。
維持管理積立金というのは簡単に言うと処分場の埋立が完了したあとの
管理にかかるお金を前もって積み立てておく制度です。
正式には「最終処分場維持管理積立金制度」といい、廃棄物処理法に
規定されています。

最終処分場は、埋立終了後も火災予防や浸出液の処理等の維持管理を
長期間にわたり継続して行なわなければなりません。
しかし、一部の最終処分場で設置者が倒産等により不在になり、
その結果最終処分場の維持管理が行われないという事態が生じています。

こうした状況に対応するため、処分場の維持管理を適切に行うとともに、
周辺住民の当該処分場に対する信頼性を高めるため、埋立終了後に必要と
なる維持管理費用を埋立期間中にあらかじめ積み立てなければならないと
法律で定められているのです。

弊社でも法に基づいて閉鎖後にどのくらいお金がかかるのかを算定、
窓口である秋田市に毎年報告し埋立終了まで決まった計算式を基に
毎年お金を国(独立行政法人)に預けています。
また、災害防止対策や物価の上昇等、状況の変化に応じて積立金額の見直しを
行い、安心安全のために備えています。

将来に向けての準備って大切ですよね。
自分に置き換えると・・・わかってはいるんですけどなかなか(笑)

                           事務センター 佐藤(ル)

| blog | 09:53 AM | comments (x) | trackback (x) |

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