<<次の記事 前の記事>>

「刈払機のメンテナンス」



お疲れ様です、テクニカルセンターの本間です。
梅雨の季節となり、草木もここぞとばかりに成長しています。
東環では今シーズン3回目の草刈りを実施中です。
今回は草刈りの際に大活躍する刈払機(2ストローク)のメンテナンスについて
書いてみようと思います。

以下は以前に町内会で刈払機を修理した際に、刈払機専門店の修理担当の
方から聞いた内容です。
壊れない(長持ちする)秘訣は「使用後に必ず空運転をおこなう」ことです。
やる内容としては、

① 刈払機タンク内のガソリンを抜く。
② タンクが空の状態で、刈払機を始動する。
③ ガス欠でエンジンが止まるのを待つ。
と簡単な内容です。

この作業の目的は、キャブレター内部にガソリンを残さないことです。
理由は以下の通りとなります。
エンジンのキャブレターは燃料と空気が良く混ざるように小さな穴から
圧力をかけて燃料を吹き出します。
また、2ストロークエンジンに用いるガソリンは一定割合で潤滑用の
エンジンオイルを混合します。
長期間刈払機を放置した場合は、ガソリンが気化することで残ったドロドロの
エンジンオイル分がその小穴に詰まることで故障の原因となります。
1週間以上刈払機を使用しない場合は、実施したほうが良いと聞きました。

このメンテ作業をおこなっての実感として、片付け時にプラス約5分の作業を
おこなうことで次回始業時は2・3回の始動工程で気持ちよくエンジンが掛かり、
スムーズに除草作業を開始することが出来ています。

                     テクニカルセンター 本間

| blog | 10:14 AM | comments (x) | trackback (x) |

<<次の記事 前の記事>>

PAGE TOP ↑