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「常識が覆されるとき」

先日ウェザーニュースで興味深い物がありましたので一部抜粋したいと思います。
詳しく知りたい方は【いま、酸性雨はどうなっているの?】で閲覧してください。

学生時代に酸性雨被害として学んでいた森林の枯死や土壌酸性化の問題などが
現在ではほとんど認定されていないようです。
環境省によると日本において酸性雨被害は認定されていないし、
因果関係が証明されたものはないとのことです。

現在酸性雨の被害で有名な旧西ドイツの黒い森は乾燥が原因とわかりました。
酸性雨による唯一の森林被害はチェコ・旧東ドイツ・ポーランド湖国境に広がる
黒い三角地帯の樹木が半数以上枯死した事象があげられるようです。
原因として局所的に硫黄酸化物または硫酸等が
高濃度で降り注いだことが原因とわかりました。

このような判断がなされたのは植物学者が酸性度の違う水を樹木にかけて
生育度を調べたところpH3までは影響がなくpH2になると
生育が悪くなることがわかったからです。


今まで常識とされていたものが時を重ねると覆されることがあります。
仕事においても単一な考えではなく多方面から考えていくことや、
現状の水処理の方法だけでなく別の水処理の方法が応用できないか
考えながら業務に臨んでいきます。

                テクニカルセンター 板谷

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