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「自分の常識は他人の非常識」



先日、ウォーキングの最中にうっかり車にひかれそうになりました。
(ちょっと大げさ)
車が右折しようとしていたのは見えていたのですが、まだ来ないだろう、
当然歩道の前で止まってくれるだろうと思っていたのですが、残念ながら
そうではありませんでした。

「危なっ!」と思って運転席を見ると、高齢のドライバーは
「お前が止まってろよ」とでも言いたげな目でこちらを見ていました(汗)

止まるべきは車の方でしたが、当然止まるは勝手な思い込み。
運転しているときは歩行者の気持ちで、歩いているときは運転手の気持ちで
考えるべきでした。

「自分の常識は他人の非常識」という言葉があります。
自分の常識が世間の常識でもあるとつい思い込んでしまいがちです。
しかし、それぞれがそれぞれの考えを持っているわけですから、
「普通こんなことしないでしょ」とか「こういう時は当然こうするでしょ」と
いう思い込みは危険です。
「ジョーシキでしょ!」という人ほど非常識だったりしますし(笑)

自分たちの業務にあてはめて考えると、こういう時はこうするだろうと
思い込んだり、こうやっておけば気が付くだろうなと思ったことが案外
見落とされてしまったり。
自分勝手な思い込みはミスや事故につながりかねません。

自分はこんな時こうするけれど他の人は違うかもしれない。
だから確認してみる。
とか自分はわかっているけれど他の人は見落とすかもしれない。
そのために一声かける。

運転で言えば「だろう運転」ではなく「かもしれない運転」というところでしょうか?
自分勝手な考えにとらわれることなく、相手の立場に立って考えるようにして
ミスや事故が無いように心がけたいと思います。

                     事務センター 佐藤(ル)

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