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「純水製造装置」

本日は水処理施設に新たに設置した純水装置の紹介をしたいと思います。

我々テクニカルセンターは、管理型処分場からの浸出水・施設内の
中間ポイントの水・水処理施設の排水などを分析し、水処理施設が
正常に機能しているか、排水基準を超過していないか、薬品の添加量が
適正かなどを監視・調整する業務があります。

その為に日々決まった箇所の水を採取し分析をおこない、結果を数値化し
それをもとに施設に入れる水の量や薬品の添加量を定めています。

この分析業務で使用する水は水道水を使用する事はありません。
それは水道水の中には様々な物質が入っており分析値に影響が出るのと、
分析そのものを阻害してしまう為です。

わかりやすく言うと、物の長さを測る時に物差しの0(ゼロ)が
動いてしまうと正しい数値を読み取ることが出来ない事と同じです。

従来は分析用に業者から限りなく不純物の少ない水を購入して
いましたが、使用しなくなった別の装置に付帯する設備の中に
純水製造装置があった為、取り外し試験的に分析で使用する事が
できるか確認し、問題がないことが確認できたので使用していくことに
なりました。


この先も問題が無いよう気を配りながら分析業務に勤しみたいと思います。


                          テクニカルセンター 田口

| blog | 08:36 AM | comments (x) | trackback (x) |

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