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「ブロワ整備(熱対策)」

今年の梅雨は 熱くなったり大雨となったりしていますが、
熱中症対策は大丈夫でしょうか?
季節は人間的には熱中症ですが、機械的には熱対策に注意しています。

以前に水処理曝気に使用するブロワの整備(清掃)について、紹介しました。
今回はブロワ整備の第二段を紹介したいと思います。

ブロワを動かすモーターは高温を苦手としています。
管理方法として室温とモーター温度を測定して、モーター温度が
室温+30℃以下であることを確認しています。
しかし、少しでもモーター温度を低く維持できる方が機械に対して
“優しい(長期に運転できる)“環境となります。

モーターの温度対策として特に室温が高くなる夏季の前には以下の事を
おこないます。定期的なブロワのオーバーホールの際にモーターの
反駆動側についているファン部分の開放点検です。
確認すると、(回転)ファン及びモーターケーシングの(冷却)フィン部分に
意外と埃の塊が付着しています。これにより冷却効果が低下していると
考え、掃除機・ブラシで埃取りをおこないます。


※前後の写真を確認願います。

埃除去による冷却効果の向上については、若干温度が下がることを
確認しています。
また「機械を大切に使っていこう」 という意識の向上にもつながって
いくと考えます。
モノを言わない機械ですが、長く使っていくために大切に扱っていきたい
と考えます。

                     テクニカルセンター 本間

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