2018,02,20, Tuesday
「凝集沈殿槽って?」
こんにちは!テクニカルセンターの佐藤です。
毎日寒い日が続いていますが、水処理の可愛い(?)
微生物くんたちとともに頑張っております。
何度かブログに書いていますが、
東環では『微生物処理』をメインに水処理を行っています。
簡単に言えば、微生物に汚れを食べてもらい、
無害なものに変換してもらっているのですが、
全てを微生物に頼っているわけではなく、
一部薬剤を使用しているところもあります。
その一つが、「凝集沈殿槽(ぎょうしゅうちんでんそう)」です。
凝集沈殿槽は、微生物処理を行った後、
処理水内に残った細かい粒子を除去するのが目的の槽です。
細かい粒子が漂ったまま処理を進めると、
汚れが目立つのはもちろんですが、
配管やポンプの詰まりなどトラブルの原因となります。
そこで、「凝集剤」と言われる薬剤を投入して
粒子を大きくすることで、沈殿しやすくするのです。
ここで重要になるのが、薬剤量の調整です。
東環では、2種類の薬剤を使用しており、
そのバランスが悪いとうまく沈殿ができません。
また、薬剤は、多く入れればいいというものでもなく、
適切な量を投入することが必要です。
現在の水質や流量に対して適切な量を投入することで、
槽内の環境を保ち、
安定した処理を行うことができるようになります。
そこで、毎日安定した量を供給できているか、
毎朝薬剤の量をチェックするのが私の仕事の一つになっています。
薬剤量のチェックは、
タンクの横についている液面計で読み取ります。
液面計は、目盛りのついた透明なパイプの中に浮いている
フロートの位置を見て液量を読み取るものです。
フロートにはいろんな形がありますが、
東環の液面計には小さな赤いボールが入っているので、
ボールの真ん中の位置で液量を読み取ります。
画像は、いろんなフロートの形とその読み取り方になります。
液面計を目にすることがあれば、
どんなフロートが入っているか試しにのぞいてみてください!
ボールだけではなく、
変わった形のものが見られるかもしれません。
テクニカルセンター 佐藤(文)
毎日寒い日が続いていますが、水処理の可愛い(?)
微生物くんたちとともに頑張っております。
何度かブログに書いていますが、
東環では『微生物処理』をメインに水処理を行っています。
簡単に言えば、微生物に汚れを食べてもらい、
無害なものに変換してもらっているのですが、
全てを微生物に頼っているわけではなく、
一部薬剤を使用しているところもあります。
その一つが、「凝集沈殿槽(ぎょうしゅうちんでんそう)」です。
凝集沈殿槽は、微生物処理を行った後、
処理水内に残った細かい粒子を除去するのが目的の槽です。
細かい粒子が漂ったまま処理を進めると、
汚れが目立つのはもちろんですが、
配管やポンプの詰まりなどトラブルの原因となります。
そこで、「凝集剤」と言われる薬剤を投入して
粒子を大きくすることで、沈殿しやすくするのです。
ここで重要になるのが、薬剤量の調整です。
東環では、2種類の薬剤を使用しており、
そのバランスが悪いとうまく沈殿ができません。
また、薬剤は、多く入れればいいというものでもなく、
適切な量を投入することが必要です。
現在の水質や流量に対して適切な量を投入することで、
槽内の環境を保ち、
安定した処理を行うことができるようになります。
そこで、毎日安定した量を供給できているか、
毎朝薬剤の量をチェックするのが私の仕事の一つになっています。
薬剤量のチェックは、
タンクの横についている液面計で読み取ります。
液面計は、目盛りのついた透明なパイプの中に浮いている
フロートの位置を見て液量を読み取るものです。
フロートにはいろんな形がありますが、
東環の液面計には小さな赤いボールが入っているので、
ボールの真ん中の位置で液量を読み取ります。
画像は、いろんなフロートの形とその読み取り方になります。
液面計を目にすることがあれば、
どんなフロートが入っているか試しにのぞいてみてください!
ボールだけではなく、
変わった形のものが見られるかもしれません。
テクニカルセンター 佐藤(文)
| blog | 08:21 AM | comments (x) | trackback (x) |