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「守・破・離」



冬の厳しかった秋田にも、ようやく暖かな春の日差しが何よりも
嬉しい季節となりました。
皆様は如何おすごしでしょうか。

50代半ばにもなりますとなかなか夢を見なくなりますが、この間
本当に久しぶりに夢を見ました。それもまだ中学生だった頃の授業の
思い出です。
佐藤先生が国語の授業をしていたのですが、突然教科書とノートを
閉じさせ、黒板に守・破・離と書いたのです。

お前達の中に、これから先いろんなことがあり
それなりに上にあがるもの、任されるものも出てくるだろう。
その時にこの「守・破・離」を思い出して欲しい。

守、あるがままの状態を素直に自分に受け入れる。自分にいろんな
考え方があるとしても、自分の頭を空にして素直に受け入れる。

破、今まで習得してきたもの、または他から取り入れ、自分に
合ったより良い方法を作ることによって既存のものを破る。

離、いままで習得してきたもの、自分が取り入れた考え方を良く理解
し、その上で自由な発想、今までにない枠の中で離れて自在になる。

中学生だったあの頃の自分には理解できませんでしたが、この年に
なって佐藤先生の優しさが、意味が理解出来るようになりました。
私達がいろんな仕事・職業に就くことはあっても守・破・離は当て
はまるだろうと思います。
この言葉を大事に忘れないことが、人と人の絆が繋がっていくことに
なるのではないかと感じております。

花冷えの時節柄、お身体にはくれぐれもご自愛下さい。

                   物流センター 高橋(浩)

| blog | 04:27 PM | comments (x) | trackback (x) |

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