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「車両の特性を知る」


弊社では平トラック・ダンプ・セミトレーラ・フルトレーラと
様々な種類の車両を保有しています。
それぞれの車両特性が違いますので
ドライバーが把握していないと大きな事故につながります。
大型車両での事故に至るまでの大きな要因として、
「車高の高さ」「死角」「スピードの出し過ぎ」などがあります。

「車高の高さ」ですが、
大型車は運転席が高い位置にあるので
前方を上から見下ろすようになり
乗用車などに比べ手前の路面がよく見えます。
すると前方車両との車間距離を実際より長いと錯覚してしまい
知らないうちに車間距離を詰めた運転になってしまいます。

「死角」ですが、
バン型ボデーや深ダンプなどは死角が大きくなります。
右側は目視できますが左側はミラーに映る範囲以外と
後方はほとんどが死角になります。

最後に事故の一番の要因となる
「スピードの出し過ぎ」です。
荷物を積んでいる時は
ブレーキを踏んでもなかなか止まらないです。
さらに、カーブでも外側に引っ張られる遠心力が増大します。
ただ定められた法定速度を越えなければ
安全というわけではありません。

雨天時や夜間、歩行者や自転車が多い道路などでは、
状況に合わせて走行する必要があります。

物流管理センターでは定期的に危険予知資料などで、
ドライバーの安全意識を高める活動をしていますが、
ドライバーからはヒヤリハットの事例報告もあります。
これから冬の季節に向けて、
さらなる安全意識の向上に努めたいです。

                    物流管理センター 塚田

| blog | 01:59 PM | comments (x) | trackback (x) |

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