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「秋の夜空」


こんにちは!
東環事務センターの伊藤(弓)です。

連日30℃越えの暑苦しい日が続いておりましたが・・・。
ようやく、朝晩ちょっとひんやりした心地よい空気を
感じられるようになりました。
空気がだんだん冷たくなってくると秋を感じ始めます。
日暮れも早くなり、夕暮れ時には「あっっ!一番星!」と
星を探していた頃もありました。
空気の澄んだ夜空に浮かぶ月は、夜なのに(夜だから?)とても
眩しく輝いています。
すすきが風に揺れる頃には中秋の名月もあり、秋は夜空を
見上げる事が多くなる気がします。

そんな素敵な空の上でも、スペースデブリと呼ばれる宇宙ゴミが
問題になっているようです。
宇宙ゴミとは、何らかの意味がある活動をおこなうこともなく
地球の衛星軌道上を周回している人工物体のこと。
つまり人工衛星から衛星などの打ち上げに使われたロケット本体
やその部品、ロケットの切り離しによって生じた破片など。
運用を終えた人工衛星の増加、人工衛星の破壊実験、衛星同士の
衝突などにより、スペースデブリはここ10年で約2倍に急増して
いるとの事です。
直径1ミリ以上のスペースデブリは1億超(!!)と推定されて
いて、衝突すれば衛星を破壊させる恐れがあります。
各国は人工衛星による通信や情報収集をおこなっており、
人工衛星が破壊されてしまったら被害は甚大です。
そうした中、日本では宇宙空間の状況を常時監視する新システム
の構築に着手し、JAXAと共同で稼働を目指しているそうです。

地球上だけではなく、宇宙にまで活動範囲を広げた人類。
人の関わる所には常にゴミの問題が発生しています。
夜空に輝く星や月は宇宙ゴミの隙間から見えているものかも
しれません。
「あ!流れ星ぃ!」は宇宙ゴミが衝突して落下しているものかも
しれません。

今年の秋はなんだか複雑な気持ちで夜空を見上げてしまいそうです。


                    事務センター 伊藤(弓)

| blog | 07:15 AM | comments (x) | trackback (x) |

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