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「苦い思い出と人の親切」

先日、昨年購入した中古住宅の清掃を娘が手伝ってくれた。
お礼に「何か食べたいものあるか?」と聞いたら
「御所野イオンモール内のシュークリームが食べたい」との事。
二人、軽自動車で秋田北インターから秋田南インターまで
高速道路を利用し即イオンへ直行。
お目当てのシュークリーム屋さんは長蛇の列ではあったが
並んでいる最中とてもいい香りがする。
注文と同時に外側のシューにカスタードやミルク?を入れてくれる。
初めて見る作業にこうやって中身を入れるのかと感心。
また、スタッフ全員女性である。注文したシュークリームを
受け取る時「30分以内が食べごろです。」と言われて、
二人ともすぐ近くのベンチへすわり出来立てのシュークリームを

「食!!」

うまく表現できないが
「シュークリーム最高!とにかくうまい!」
という感じ。
又来ることを話しながら他の店を見て回っていると
途中財布がないのに気づき、シュークリームを食べたベンチへ、
ドキドキしながらUターン。
なんとなく予想していたが、二人が座ったベンチに財布はない。
人の出入りが多いためとりあえず、サービスカウンターにいき事情を説明。
財布の特徴・中身・電話番号・名前・住所を記入し、
もう一度財布の紛失現場へ。
有るはずがないと分かっていたが、やっぱりない。

財布の明細
・リラックマの茶色の財布
・現金6万円と、小銭が少々
・運転免許証
・銀行のキャッシュカード
・ゲオのポンタカード
・健康保険被保険者証
・いとくのドリームカード
・セブンイレブンのナナコカード
・サンデーマイカード
・タスポカード
・歯科の診察券
・手品用の特大500円玉
その他レシート等
フルセットである。

事件発生から40分後、
どうやって帰ろうかと思っていた矢先、携帯電話に着信
知らない番号で出てみると警察から。
財布を預かっていてイオン近くの交番まで来てほしいとの事。
「おーーーっ!!」
という感じであった。
交番で経緯を聞き財布の確認。

イオンモール内で事件が発生。
そのため男女2名の警察官が出動!
事件解決後交番へ戻ろうとしたときシュークリーム屋さんの前で
財布がありましたと、男性に渡されたとの事

財布の中身はなくした状態のままだった。
書類2枚に住所と名前を記入し、財布は手元に戻ってきた。
拾い主の住所と名前、電話番号を書いた紙を貰いその場ですぐにTEL
お礼の言葉とともに礼がしたいといったのだが
「ただベンチにあった財布を警察官に渡しただけ」
とお礼は断られた。
秋田市在住の○田さん、ありがとうございました。

シュークリームは美味しかったですが、
苦い思い出と人の親切を味わった数十分の出来事でした。
忘れ物には注意しましょう!

                    物流管理センター 佐藤

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