「海辺の散歩」


冬の間お休みしていた週末のウォーキングを春先に再開しました。
毎度近所の道を歩くのに飽きて、たまには海辺の散歩でもしようと
近くの海水浴場まで車で移動して砂浜を歩いてみました。

まだ肌寒い時期でしたので人もほとんど居なくて
潮風が気持ちよくとても良い気分。
でも砂浜はあまり広くないので行ったり来たりですぐ終わってしまいます。

それにしてもゴミが多い。
海の向こうから流れてきたハングル文字が書かれたゴミがたくさんあります。
何だかわからない大きなゴミや見たこともない男性の写真がついた
飲み物の容器なども落ちていて異様な感じです。
個人レベルで清掃できる量ではないので手を付けられませんがとても気になりました。

下を向いて歩いていると漂着物の中にきれいなガラスを見つけました。
ガラスの破片が波と砂で削れて角が丸くなってすりガラスのようになっている
シーグラスとかビーチグラスと言われるものです。
試しに拾ってみると意外にたくさんあって夢中になってしまいました。
砂浜に集めてみると白や水色、茶色や緑色などとてもきれいです。


シーグラスはアクセサリーにしたりインテリアとして利用したりして
楽しむことができます。
これで何かを作るのも楽しいかもしれないなと思いました。

でも考えてみるとやはりこれも元はゴミなのです。
ガラス瓶や器などを捨てたりどこかから流れてきたりしたものが無ければ
ここに落ちてはいないのです。
自然に落ちている石や貝殻とは違って人の手によって作られた人工物なのです。
なんだかちょっと複雑な気持ちになりました。
海に限らず美しい自然を保つには一人一人の心がけが必要だと感じました。


うちの愛猫はこの海水浴場付近で拾われました。

                     事務センター 佐藤(ル)

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