2022,11,21, Monday
「安全運転管理者講習」
今年も安全運転管理者講習を受講してきましたが、
その中で出てきた話を少し取り上げたいと思います。
①信号機のない横断歩道での歩行者横断時における車の一時停止
信号機のない横断歩道での歩行者横断時における車の一時停止については
講師の警察の方も話をしていましたが、
秋田県内はまだまだ浸透していないようです。
交通ルールでは「横断歩道における歩行者優先」を定めています。
本来、車両が横断歩道を通過する際に横断しようとする歩行者がいる場合には、
横断歩道の直前で一時停止し、通行の妨げをしないようにしなければなりません。
また、横断しようとする歩行者がいないことが明らかな場合を除き、
横断歩道の手前で停止できるよう予め速度を落とすこともドライバーの責務です。
と言われても自分でもできていない時があります。
【全国一時停止率】
全国平均30.6%
東北地方38.8%
秋田県 46.9%
第一位 長野県85.2%
②後部座席でのシートベルトの装着
高速道路での後部座席のシートベルト装着は義務化されていますが、
高速道路装着率75.7%に対して、一般道路の装着率は42.9%とかなり低くなります。
私も一般道路で後部座席にいてシートベルトを装着する意識はあまりありませんでした。
【後部座席でシートベルトしていないと発生する危険性】
1.車内の構造物(シートなど)に激突し、自らが傷害を負う危険
2.運転者や助手席同乗者へぶつかり、危害を加える危険性
3.窓などから車外に放出される危険性
時速60km/hで走行して衝突した場合、
ビルの5階から落ちて受ける衝撃と同じくらいとのことでしたので、
後部座席でのシートベルト装着で危険性はだいぶ下がりますね。
講習会に出てみて改めて勉強になることが多くありました。
弊社で毎月実施している安全集会で、戴いた資料も活用して
従業者の安全意識の向上に努めていきたいです。
統括センター 塚田
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