「花」

こんにちは。
エコプラネット富士の勝俣です。

「美しい花がある、花の美しさという様なものはない」

最近まで花を育てていて知った言葉です。
すぐには理解できずしばらく考えていました。
これまでに花を育てたことがあったかと、思い出してみると
小学校3年生の夏休みだったと思います。
朝、明るくなる頃には咲いているアサガオ。
小さな花壇でしたが、その花びらに付いた水滴が撥水しているのを見るのが好きでした。
花より水滴の方に興味がある子供でした。

はじめは簡単に育つ花がいいと思い会社で相談すると、
アサガオとヒマワリが多数あり、この二つに決めました。
咲いたらいいな、くらいの気持ちで種からはじめましたが、
そんな軽い気持ちもあって、水やりを忘れてもそれほど気にしていませんでした。

二週間ほど経ったころ芽が出てきました。
適当な扱いをしていたのにしっかりと育っていたことに申し訳ない気持ちになり、
その日からちゃんと育てようと気持ちに変化が起きました。

ある程度成長するまでポットで育てていましたが、
カラスに悪戯されるようになったので、プラスチックの箱へ入れて守っていましたが
底面に穴を開け忘れ、雨が降ったあと水没していました。

後日、釣り糸を張って囲うとカラス除けに効果があることを知りました。
その後、成長した苗を花壇へ移動しましたが、なかなか成長しないことが
心配になり、周りに生えている雑草をむしっていると
間違えて花の苗をむしってしまったりと、花にとっては良くないことが続きました。

こうやって育てると一つ、また一つ咲く花を見て嬉しい気持ちになります。
「花は美しいと思われるために咲いているのではなく、ただ美しく咲いているだけ」と
今の自分は思います。


                   ㈱セイフコ エコプラネット富士 勝俣

| blog | 11:53 AM | comments (x) | trackback (x) |

 

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