「ふと思い出す」

11月も終わりが近づき、いよいよ冬が感じられる季節となってきました。
夕方になると、辺りはすっかり暗くなっています。
早めのライト点灯を心掛けて、事故なく安全作業をしてゆきたいです。

さて、先日中学生の息子の定期テストがありました。
普段は勉強しない息子もさすがに勉強しておりました。
しかし普段勉強していないため、すぐに詰まってしまいます。
そこで勉強を教えることとなりました。
以前、塾講師として働いていた事もあり、
息子からはわかりやすいと言ってもらえました。
そんな中、塾講師の時に感じたことをふと思い出しました。

人に教えるためには自分がしっかりと理解していなくてはいけません。
さらに人それぞれ考え方や感じ方が違うため、
同じ説明をしても理解できる人、そうでない人が居ました。
そのために、いろいろな角度から説明できるように、
頭を柔らかくして準備をします。
更には、授業に説得力をつけるために、生徒からの信頼を得なければいけませんでした。
信頼できる先生の授業ではしっかりと話を聞いてくれるからです。
そのため普段しっかりコミュニケーションをとり、
この先生の話なら聞こうと思えるような関係を築いてゆきました。

この考え方は、現在の仕事でも変わらないことだと思います。
仕事の内容を教えるために自分がより勉強をする。
通り一遍の仕事でなく、様々な角度からその仕事を考える。
同じ職場の仲間とコミュニケーションをとり信頼関係を築く。
仕事の原点は変わらないものなんだと改めて感じます。

近頃この原点の考え方が少しおざなりになっていたかもしれません。
もう一度初心に戻り、気持ちを新たにして業務に向かってゆきたいです。

息子のテストはあまり振るわなかったようです。
親子ともども、まだまだ精進が必要です。


                        処理センター 水処理 板谷

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