「車移動」

コロナ騒動以来、すでに2年近く飛行機には乗っていません。秋田と山梨間の移動は
自分で運転しています。片道660㎞、今まで、そしてこれからも更に、何度往復することで
しょうか? 変異種が新たな脅威としてあるいま、終わりの見えないコロナとの戦いのなかで、
移動距離積算はさらに増してゆきます。

幾度となく長距離を運転していますと、おのずから運転姿勢というものは変わってきます。
それはまさしく運転の姿勢の問題と運転に向き合う自分の心構えの両面にわたります。

運転の姿勢は今の若者がする ‘寝ているような姿勢’ ではなく椅子をほぼ直角にして、
深く腰掛ける姿勢、ハンドルを向うからささえる持ち方 にします。
こうすると太もも全体で座面に接して荷重分散、背中を背もたれに当てることによる荷重分散、に
よって結果的に腰に荷重がほとんどかからない座り方ができ、長時間の運転に耐えられます。

心構えの点では、片道660㎞とは言え、いくら飛ばしてみても7時間、ゆったりと走ってみても
8時間、その差は1時間なのです。これでは飛ばす方が阿呆というもの、明るいうちに
着けばよいと考えを変えて、優雅に品よく運転する方がいいに決まっています。

このように心を定めれば、8時間の運転時間は良い時間となります。
流れゆく風景も、走る地域ごとの風土も楽しめます。何かを考えることも、頭を空っぽに
することもできます。

写真は前を走るローリーのタンクに映る晩夏の風景です。
こんなものもゆったり走るには良き伴侶となります。決して追い越したりはしません。
ましてや黄線ですものね😊


                                渡辺(忠)

| blog | 08:43 AM | comments (x) | trackback (x) |

 

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