「がんばれ!長野」



こんにちは、セイフコ長野の寺林です。
昨年のブログは、一年に渡り千曲川台風被害に関して書いてきましたが、
今年は何を?と考えている矢先にあり得ないニュースが入ってきました。

千曲川護岸の復旧工事で約1万3400箇所に施工不良が見つかったとの事。
コンクリートブロックの背面に隙間があったり、ブロックの下にあるべきはずの
基礎が無かったり…原因は工期に間に合わすため、設計図が確定しないまま
施工したこと。担当者の工事経験が少なかったそうです(請け負い会社説明)。

本来ならコンクリートブロックを一段積んだら、コンクリートを背面に
流し込んで固定するところを、二段積んでから流し込んだため隙間が出来たとの事。
私も前職でコンクリートブロックを積んだ経験がありますが、この施工は
あり得ないことです。

住民との話し合いで全てやり直し工事となりました。
隙間が空いていれば、そこに川の水が入りこんでしまい、土砂の流出に繋がります…
これでは護岸堤防ではなくただのコンクリートの塊です。
人の命がかかわってくるので連携ミスや人選ミス等は許されないことで怒りを感じました。
今後は素人である住民を騙すこと無くやり、直し工事を速やかに進めて欲しいと思います。

私たちも現場では、一見、毎日同じ作業の繰り返しに見えますが、同じ荷物は二つと
ありませんし、時代の変化に伴い日常に溶け込んでいる小型のバッテリー内蔵製品の
廃棄物への混入など常に変化しています。
当社の培ってきた経験を活かしつつ、新しいことへ対応力を磨いて安全安心の
業務体制を構築し続けていきます。

                       ㈱セイフコ エコプラネット長野 寺林

| blog | 07:58 AM | comments (x) | trackback (x) |

 

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