「定性と定量について」



こんにちは、水処理で分析をしています、佐藤です。
今回は分析において、定性と定量の違いについて簡単に説明してみます。

定性とは濃度既知の標準1点を分析機器に覚えさせ、サンプルを測定した際に
対応する物質の検出の有無を調べること。

定量とは濃度既知の標準複数点を分析機器に覚えさせ、検量線というものを
作成します。サンプルを測定した際のピークの大きさと検量線に使用した
ピークの大きさを比較することによってサンプルの濃度がわかる形になります。

上の写真はGC-MSといいますが、こちらの機器では揮発性有機化合物等の
ガス成分を測定することが出来る分析機器です。
弊社では年二回外部業者によって揮発性有機化合物等を調べています(項目に
よっては毎月行っております)が、こちらは定量という形で数字としてわかる
形になっています。

こちらとは別にほぼ毎週、処理水を定性という形ですが基準値以下の標準で
確認しています。
今後も様々な分析機器を活用して水質に異常がないか確認し、日々の水処理に
活かしてゆきます。

                      処理センター ・水処理 佐藤

| blog | 08:38 AM | comments (x) | trackback (x) |

 

PAGE TOP ↑