「台風19号を経験して」

セイフコ長野の寺林です。
今回は先日、日本各所を襲った台風19号に関して感じたことがあったので
書きたいと思います。

ニュース等で御存知とは思いますが、長野県を流れる千曲川が決壊しました。
私事ですが、私の娘の嫁ぎ先も2メートル近くの浸水被害を受けました。
決壊地点からは少し離れていてもこの状況なので、決壊した場所の近くでは
それはもう甚大な被害がありました。

娘夫婦は両親子供合わせて7人所帯。
決壊前に堤防は越水し始めたのでその時点で避難指示が出ていました。
ですが何故か避難しませんでした。
何故かと聞くと越水したという情報が対岸であり、ここまでは来ないだろう、
来てもそこまでの被害はないだろう、という根拠の無い推測だけの
楽観的な考えでした。
そしてしばらく仮眠してしまったそうです。

そして決壊。

道が冠水して、もう避難できないとの報告。
急いで1階の大切なもの必要なものを2階にあげているとの報告があった
1時間後には2メートル近い浸水、、

2階が無事で良かったものの、もしもう少し水位があがってたらと考えると、
家の構造上屋根には上がれないのでゾッとします。

今回は避難することの重要さと避難するタイミング、そして何かあった時の為
日頃からの準備について考えさせられました。

本当に必要なものを持って避難していれば、大事なものをもっと残せたかも
しれない。
車2台は無事だっただろう。
避難所では不便ではあるが正確な情報が入ってきます。
家の2階では電気も水道もガスも止まってしまい何も出来ません。
その後、水が引き片付けの手伝いも行きましたがニュースで見る光景
そのものでした。

今はだいぶ落ち着いてきたところもありますが、まだまだやることがある
被災者は沢山います。

しかし、それが片付いたとしてもそれで終わりではないのです。
家や畑の今後のことなど、全てが解決し気が休まるのには相当な時間が
かかります。
被災した方々には本当に頑張ってほしいと思います。
今後に備えて、避難場所の確認、安全な避難経路の確認、
必要なものの準備を怠らないのと同時に、しっかりと情報を整理して
間違いのない判断をしなくてはならないと感じました。

がんばれ長野!!






                  ㈱セイフコ エコプラネット長野 寺林

| blog | 08:04 AM | comments (x) | trackback (x) |

 

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