「信号機のない横断歩道」



先月、受講した安全運転管理講習者の中で信号機のない横断歩道での
交通ルールについて話がありました。
信号機のない横断歩道での歩行者横断時における車の一時停止状況実態調査で
9割以上の車両が一時停止していないことが判明したとのことでした。

道路交通法では、

①歩行者の有無を確認できなければ、横断歩道の停止位置で止まれるような
 速度で進行する。

②横断しようとしている、あるいは横断中の歩行者や自転車がいるときは
 必ず一時停止をする。

③横断歩道内およびその手前30mは追い越しや追い抜きが禁止。

などが規定され、横断歩道を渡ろうとする歩行者がいる場合にドライバーは
横断歩道の直前でクルマを一時停止させ、通行を妨げないよう義務付けて
います。

先日、警察官の方が信号機のない横断歩道で横断する歩行者がいるのに
一時停止しなかった車両を、たまたま偶然だったのかわかりませんが、
取り締まっていたので「実際にあるんだ」とびっくりしました。

それから何日かして自分も信号機のない横断歩道で、横断する歩行者いる
状況に遭遇しました。
横断歩道の手前で停止しましたが、対向車の車両は停止しないで通過して
いきます。そうしているうちに自分の車両の後方に別の車両が近づいてくる
のが見えました。

後方から近づく車両は自分の車両が停止しているのを見てどう思うでしょう?
「なにやってんだコイツ」とか…
そうしているうちに対向車の1台が停止して、歩行者は横断できましたが
横断歩道に歩行者がいた場合に、一時停止しなければならないという意識は
あまり浸透していないので、難しいと感じました。

皆さんも普段から車を運転する方が多いと思いますが、横断歩道に歩行者が
いた場合は特に気を付けてください。

                         統括センター  塚田

| blog | 09:17 AM | comments (x) | trackback (x) |

 

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