「温度差」

こんにちは!テクニカルセンターの佐藤です。
最近めっきり暖かくなって日中の過ごしやすさを感じるとともに、
1日の温度差に悩むことも。
朝と昼の温度差が10℃を超える!!なんて言う日も多くあり、
朝どの程度着込むか悩む時期でもあります。

先日、水処理の設備関係の業者さんとお話をさせていただく機会が
あったのですが、1日の温度差というのは、人間だけでなく水処理施設にも
厳しい条件を生むことがあるそうです。

『朝晩の温度差が激しいとき、外にある処理槽だと、夜から朝に冷えた
水の上を、昼間に温まった水がスーッと滑るように通り過ぎてしまう
ことがある。
そういう現象が起こると、温かい水は処理槽内に留まる時間が短くなって
未処理のまま進んでしまうことになるので大変困る。』

といった内容でした。
一般的に、春などはそういうことに気を付けなければいけない時期
なのだそうです。

しかしご心配なく!
東環の処理槽は全て屋内にあるので、そういった心配はありません!

見た目や臭気の問題だけではなく、『水温の差』という観点からも、
屋内に処理槽があることは強みになるのだと勉強になりました。
確かに、処理槽内の温度を測っても、朝と昼で温度差が激しいということは
なく安定しています。
人間のような大きな生き物でも厳しい朝昼の温度差。
小さな細菌や微生物たちにはきっともっと堪えることでしょう……。
つまり、ここの細菌や微生物たちは、あまり温度差を感じることもなく
毎日元気に水をきれいにしてくれているということです!
これから温かく(暑く?)なるにつれて、もっともっと活発に活動して、
処理槽内の環境を良くしていってほしいですね!



                  テクニカルセンター 佐藤(文)

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