2018,04,24, Tuesday
「脱窒槽の改善について」
弊社では微生物の力を借りて水中に含まれている
窒素分を除去しています。
簡単に説明しますとまず初めに水中に含まれている
アンモニアを好気性の微生物によって
亜硝酸及び硝酸イオンに変換します。
次に嫌気性の微生物によって
亜硝酸及び硝酸イオンを窒素ガスとして系外に放出しています。
この反応を起こすには栄養源として
メタノールを添加する必要があります。
本題の改善した点ですが、
脱窒槽に循環ポンプがありますので、
これまでより空気の吸入口を開いて
タイマー運転により1日3回等間隔の時間で
稼働させるようにしました。
この操作によって槽内の溶存酸素が表層から深層にかけて
濃度の分布が出き縦の水流の流れが生じることになります。
(イメージとしてはお風呂の熱いお湯と水が混ざるような
感じです。)
この事により栄養源のメタノールが今までよりも
槽内に均等に拡がり、処理水量に対して
メタノールの添加量を低減することが出来ました。
今後も改善出来る点はないか考えながら
日々の業務に取り組んでいきます。
テクニカルセンター 板谷
窒素分を除去しています。
簡単に説明しますとまず初めに水中に含まれている
アンモニアを好気性の微生物によって
亜硝酸及び硝酸イオンに変換します。
次に嫌気性の微生物によって
亜硝酸及び硝酸イオンを窒素ガスとして系外に放出しています。
この反応を起こすには栄養源として
メタノールを添加する必要があります。
本題の改善した点ですが、
脱窒槽に循環ポンプがありますので、
これまでより空気の吸入口を開いて
タイマー運転により1日3回等間隔の時間で
稼働させるようにしました。
この操作によって槽内の溶存酸素が表層から深層にかけて
濃度の分布が出き縦の水流の流れが生じることになります。
(イメージとしてはお風呂の熱いお湯と水が混ざるような
感じです。)
この事により栄養源のメタノールが今までよりも
槽内に均等に拡がり、処理水量に対して
メタノールの添加量を低減することが出来ました。
今後も改善出来る点はないか考えながら
日々の業務に取り組んでいきます。
テクニカルセンター 板谷
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