「調整層内散気管交換作業」

昨年12月末に調整槽のブロワの過負荷を確認し、
1月中旬に調整槽の清掃を実施しました。

調整槽とは処分場内から浸出してくる浸出水を一度保有し、
施設へ流入する水量を調整する槽です。
ここに空気を送る設備をブロワといいます。

しかし調整槽の清掃後もブロワの過負荷が改善されず、
空気を送る配管である散気管の交換を実施しました。


交換した配管の切断面を見たところ
ブロワの過負荷が改善されなかった原因がわかりました。
長期間汚泥の中に沈んでいたため
散気管内に少しずつ汚泥が入り込み
配管内でスケール(水分中に含まれる炭酸カルシウム)が
蓄積していた事が原因でした。

今回は調整槽第一の一区画の交換を実施したので、
次回は交換していない区画も交換していきたいと思います。

                    テクニカルセンター田口

| blog | 08:37 AM | comments (x) | trackback (x) |

 

PAGE TOP ↑